講師

英語教師としての専門性

　母語として英語を話すネイティブ・スピーカーがみんな、英語が教えられるとは限りません。英語圏で生まれ育ち、日常生活で当たり前のように英語を使っているだけでは、英語の特質や他言語との違い、習得法などわからないからです。これは皆さんが外国人に日本語を教える場面を想像してみれば、明らかでしょう。
　e-cube language plusの外国人講師はみんな、CELTA＊1やDELTA＊2、TESOL＊3などの資格を持っています。ネイティブとして自然な英語・生きた英語が教えられることはもちろん、外国語としての英語の教授法や指導法を身につけた講師ですから、実践的な英語を効率よく学ぶことができます。また、日本人講師は自身が英語を学んできた経験を生かし、日本人が英語を学ぶ上で障壁となる母語の表現やおかしやすい誤りなどに注視し、わかりやすく的確な指導ができます。単に英語が話せるだけではなく、英語教師としての資格と経験のあるプロの講師です。

※英語を母語とする人が英語を母語としない人に英語を教授する国際的に認められた英語教師資格
　CELTA*1：The Cambridge Certificate in English Language Teaching to Adults　
　DELTA*2：The Cambridge Diploma in English Language Teaching to Adults
　TESOL*3：Teaching of English to Student of Other Language

英語教師の資質

　高いコミュニケーション能力を備えていることも英語教師として必要とされる資質のひとつです。特にe-cube language plusが行う少人数クラスのレッスンでは、生徒がレッスンを楽しみ、英語力を確実に伸ばせるように、生徒の個性を見極め、一人ひとりと友好な人間関係を築くことができる講師が求められます。
　e-cube language plusでは英語教師としての専門性があるだけでなく、人とのかかわりやコミュニケーションを楽しむことができる明るく豊かな人間性を持った人材を採用しています。

レッスン

　e-cube language plusでは、すべてのコースで外国人講師と日本人講師の2人の講師が連携してレッスンを担当します。学習内容に応じてどちらかの講師が指導にあたり、レッスンはどちらの講師の場合でも原則的にすべて英語で行います。外国人講師は主に自然な英語力の育成を担当し、発音や英語特有の表現などの指導にあたったり、英語圏の国々の文化や習慣、人々の考え方などを紹介したりします。日本人講師は主に文法や読み書きの指導、学校の試験対策、学習する上で生じた疑問についての解説などを担当します。それぞれの講師が専門性を生かして指導するので、効率よく4つの技能を伸ばすことが可能です。

講師紹介

疋田幸子　Sachiko Hikida 英語学修士　中学・高校英語教員免許 子ども時代、外国での暮らしに憧れ、英語の勉強に夢中になる。大学生時代に1年だけ過ごしたカナダでの生活が忘れられず、公立中学校の英語教師を退職後、日本語教師としてオーストラリアで5年間を過ごす。自身が英語を学んだ経験、外国で暮らした経験を生かし、英語の指導にあたります。